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2007年5月発行 第10号

ジリツ! レイ!

NPO法人レイ


NPO(特定非営利活動)法人レイ
東京都指定重度訪問介護従業者養成研修所
自立生活センター・レイ (ITサポートセンター他)指定相談支援事業
〒173-0024 東京都板橋区大山金井町27-8
TEL03-3554-6122 FAX03-3554-6125
http://homepage3.nifty.com/npo-lei
E-mail:npo-lei@nifty.com


大荒れは尚続きます
 新年度が始まりました。
 都知事選も石原慎太郎氏の圧勝に終わり、我々にとって波乱に満ちた政治状況が
続きます。福祉切捨て策に負けないように、団結して命の炎を燃やし続けましょう。
ともあれ、レイでは、今年度も多方面の企画新たに、精一杯がんばっていこうと
スタッフ一同張り切っておりますので、宜しくお願い申し上げます
                                原田


闘いの報告と私たちを取り巻く情勢
 2006年10月の障害者自立支援法本施行を機に、介護時間を削減しようと
する板橋区当局の策動は、長時間介護を必要とする仲間の必死の行動と、理解あ
る区議会議員をはじめ、多くの区民の声に支えられ、何とか現状維持を勝ち取り
ました。皆さんに感謝いたします。どうもありがとうございました。
 重度障害をもつ私たちの、地域での自立生活を守る闘いは、長時間介護を死守
することに注がれて来ましたが、実はそれは最低限の生き残るための闘いでしか
ありません。私たちはただ生きていくだけの存在ではないと考えたいのです。
 働きたいそして、人生を楽しみたい。そんな健常者なら当たり前のことを世に
問うていきます。
 介護を受けながらも冠婚葬祭に出席したい。施設を利用していても、月に一度
ぐらい平日に休んで遊びに行きたい。年に一度ぐらい泊りがけの旅行に行きたい。
レストランで食事をしてみたい。そういう仲間の声を多く聞きます。議会への陳
情と議員への働きかけ、そして障害者施策の向上のため区当局との交渉を続けて
いきます。
 区内のさまざまな障害者団体とともに協議会を設立し、シンポジウムや集会を
繰り返し開催しています。私たちNPO法人レイ(自立生活センターレイ)代表
を協議会の会長として送り出すことにより、区内障害者に関わる活動に、その当
事者性を失わせないよう努力しています。ともに闘いましょう。
                               種村



ニューフェイス

小川大樹(OGAWADAIKI)

 3月から、職員として採用していただきました小川大樹です。
昨年8月に研修を受けて、アルバイトとして理事の介助に入っていましたが、
それ以外での介護経験はほぼありません。
 介護の仕事をやりたいと思ったきっかけは、私の祖母は全盲で、日頃から
ちょっとした介助が必要なのですが、昨年足を骨折した際に、入院してリハビ
リをしたのですが、何度かリハビリを見学したり、手をとって歩いたりしたと
きに、すごく感謝されました。その時感じた気持ちがきっかけです。
 これから経験を重ねつつ、学んでいくことが沢山あります。皆さんに迷惑を
おかけすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

羅絢麗(RAKENREI)

 2006年10月レイの職員として受け入れていただきました羅絢麗(らけん
れい)と申します。中国では福祉がそんなに進んでいません。介護という職業を
知りませんでした。私は子供の時、両親が仕事の関係で遠く離れて農村で曾祖母、
祖父、祖母など9人家族で一緒に暮らしていました。農村の人々の純粋さとお互い
が助け合ったり、協力し合ったりする精神が私にとても影響を与えたと思います。
私は小さい時から人を手助けする事が好きで、人のために何かしてあげたいとい
う気持ちがとても強かったです。最初アルバイトとしてレイに入って、介護のバ
イトをしてみたら、自分にとても向いていると気づき、ヘルパー2級の資格を取り、
介護の仕事を頑張っていきたいと思います。
 ドジな私は最初皆さんにたくさんご迷惑をおかけして、それでも皆さんから優し
く接して頂いて、いろいろ教えて頂いて本当に感謝しています。レイの職員達の
みんなも若くて明るくて元気がいっぱいです。こんな温かい職場に恵まれてとても
幸せです。ここでは皆さんは私の先輩です。いろいろ教えて頂きたい事がたくさん
あります。まだ経験不足で、社会人としての常識も欠けていて、日本の文化にも
まだ完全に理解しきれない部分もたくさんあります。
こんな私ですが、どうぞいろいろご指摘もよろしくお願い致します。レイの皆
さんと一緒に楽しく頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。


poem

かよさんは笑うと目がなくなる。
怒っても目がなくなる。

去年の11月、彼女に出会った。
彼女も同じ障害者。
症状は違えども。

彼女に出会ってハッとした。
自分の無知さに気付いた。
恥ずかしさに気付いた。
そして可能性にも気付いた。
可能性が広がっていくことを。

同情だけじゃ誰もついて来やしない。
周りを動かす行動力と発言力を持たなきゃ。
こんにちは、本町に在住の横前智恵です。
ALSを発症して3年になります。
「清く楽しく美しく」をモットーに愛娘犬ももんと共におき楽に生きてます。
よろしくどうぞ!



華代の独り言
          介助
毎日毎日
介助者と過ごす
入れ替わり立ち代り私のそばにいてくれる人々
私の手、足、口になってくれようと努力している人々
私も人間    彼らも人間
でも  私と違う人間
大目に見よう
彼らは彼ら 私の身体ではないのだから
私が笑顔で接すれば
きっと彼らもびびらないで
私の体に触れてくれる
介助のやり方をマスターするのも人それぞれ飲み込み方が違う
当然だよ みんな 私じゃないんだから
だから笑顔で繰り返す 何回も何回も
私が疲れるだけ 相手も疲れるはずだから
せめて 笑顔で接したい


良いヘルパーは利用者が作る?
 良いヘルパーか、そうでないかは、その人の技術云々(多少はあるけれど)
というよりもお互い(特に利用者側の)人間関係作りが重要である。介助を
するのはヘルパーの仕事。だが、どんな介助を受けたいのかは当然利用者が
示す。特に難易度の高いことを頼む時は普段より、丁寧で、相手に気持ちよ
く介助をしてもらうように、心がけている。いや、つもりである。そうする
ことにより、お互いの関係が上手くいき結果的に良い自分に合った介助が受
けられるのではないか。
 良いヘルパーとは技術も勿論あるけど、やはり頼みやすい雰囲気を出せる
かだと思う。またそれを引き出すのは利用者の役割であると考える。
                              すなみ 



編集後記
 昨年秋から障害者自立支援法が始まった。それに伴い板橋区は介護時間を
1時間でも減らそうとした。区側に対し、その1時間(側に居てもらい何か
あれば直ぐに助けてもらえる環境、それが私にとり、どれだけの安心感を与
えてもらっているか。また止むを得ず、ヘルパーに買い物を頼み、短時間で
も部屋に私が一人で居る時の不安)の必要性を訴え、現状維持を求める活動
をしてきた。本号中にも載っている通り皆さんのお陰で今まで通りの生活を
送ることが出来ている。しかし、まだまだ解決していない問題があり、中で
も本当に訴えて行かなければならないのは何なのかを考え、またそれを区民
のみなさんにどうやって理解を求めるかがこれからの課題である。
                              すなみ

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