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ジリツ!レイ!

         2005年5月2日発行 
ジリツ! レイ!NO6

 NPO(特定非営利活動)法人レイ                    
東京都指定身体・知的障害者居宅介護事業所 
〒173-0014 東京都板橋区大山東町58-12
TEL/FAX 03−3962−6770
http://homepage3.nifty.com/npo-lei/index.htm
E-mail:npo-lei@nifty.com



桜の季節もいつの間にか通り抜けて行き、軽快な装いで動き回れる陽気になってまいりました。皆さん、新年度の生活はいかがですか。
障害者界は、グランドデザイン(自立支援法)施行目前であり、まさに予断を許さない激動の一年がスタートしました。我々当事者およびその関係者に課せられているのは、国が出してきている法案の内容を当事者一人一人の今の生活に当てはめ、かみ締める。それがどれだけ障害者の自立生活の向上につながるものなのか、問題点があれば、それを市民にアピールして、その内容に対する改善を国や自治体に求めていかなければならないということです。正念場です。一瞬の揺るぎも許されないと思います。自立しえん(自立出来得ない)法にならないように。
 ところでレイは、グループとして有限会社Leiが参加しました。今のところ「ホームヘルプLei」(居宅介護派遣事業)オンリーですが、今後企業として、奇想天外な発想で事業展開していきたいと思っております。NPO法人レイともども、なにとぞ宜しくお願い申しあげます。レイ(0)はあくまで無限です。


区内で自立生活(24時間介護)をしているO氏の緊急入院時の支援費の支給について4.22板橋区と話し合いを持ちました


福祉事務所側は、原則論だけを唱え、「制度に問題がある(のだから、私の知るところではない)」というような姿勢を貫いていました。これに対し、ケースバイケースで柔軟性を持って対応するのが、行政の使命ではないか、お金のない重度障害者にどうして介護料を自己負担しろなどと言えるのか、行政の担当者は、規則との兼ね合いを図りつつ、個々のニーズにあったサービス提供していくのが本来ではないかということをぶつけて、話し合いは継続ということになりました。
下記の意見書はこの時板橋区役所障害者福祉課長に提出したものです。
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自立している全身性障害者の入院時のヘルパー利用の必要性について

・ 厚生労働省及び都の見解
   国庫補助の対象にはしないが、必要性に応じることは各自治体判断に任せる
                             2003.12月の情報

・ 2003,2/21 支援費制度の施行にあたり板橋区前障害者福祉課長と交渉。
1、 福祉園利用者で、自宅で日常生活支援を受けて生活している人に関しては、何かの理由で福祉園を休んで家にいる場合は、日常生活支援でヘルパーを頼むことを認める。
2、 日常生活支援の受給者〔全身性障害者〕が入院した場合に、病院側で介護が必要と認めた場合、支援費のヘルパー派遣を認める。
以上の二点が回答として得られていた。

・ 一人暮らしの全身性障害者〔24時間介護が必要な人〕の生活をよく理解してから、自立している障害者の入院時のヘルパー利用の必要性について考慮すべきではないか。
1、 一人暮らしということ
    ヘルパー以外に介助をしてくれる人がいない。
    家族は、一人一人自分の生活を営んでいて、入院したからといって24時間付き添いできるとは限らない。〔家族の仕事、家族の高齢化など〕
2、 24時間介護が必要である意味
    24時間介護を認められた人には、それなりの理由がある。例えば、体 
    位変換が10分おきに必要だったり、全ての行動において、介護が必要であることを考慮して24時間介護が認められる。
3、 入院時の介護の必要性
    自宅の設備などは、ある程度本人に合わせて改造などをしている場合があり、介助もある程度は軽減できることもあるが、入院した場合は、慣
    れない設備の中で生活しなくてはいけなくなり、その介助度は2倍にも3倍にも増える場合がある。

・ 今回のO氏の入院に対して板橋区赤塚福祉事務所の見解の問題点
1、 支援費では、入院時の介護は認められないの一点張りであること。福祉事務所の担当者に病院に行ってとにかく様子をみてくれと頼んだが、それは出来ないという答えだけしか得られなかった。これは本人の要請に対して、あまりにも軽い対応ではないか。
2、 親にやってもらうべき〔O氏の意志を無視〕だということを主張していること。
3、 コミュニケーションに問題がある人は認めるが、O氏はコミュニケーションに問題がないので認めないということを主張している。これは、O氏が24時間介護を受給している意味を全く理解していないということになる。
4、 支援費が始まる前障害者福祉課長との交渉でまとまったことを全く理解していないし、一般区民への周知はおろか、内部で引継ぎが全くされていない。

以上、板橋区に対して、問題点として改善を要望する。


2005年4月22日
板橋区在住自立障害者 落合 勇平原田 華代


介護コーディネーター        
ニューフェイス!!


西村 章 (AKIRA NISHIMURA)
4月よりレイでお世話になることになりました西村章と申します。今年、三十路を迎える独り身です。
前の仕事は高齢者施設での介護をしていましたが、障害者の方は初めてになります。高齢者の施設での介護とは、全く違ったものだとは想像しています。
今は何もかもわからないことばかりですので、どうぞ(優しさと忍耐を持って)御指導をよろしくお願いいたします。



東 由枝 (YOSHIE HIGASHI)
初めまして!!
 4月からレイの職員として働かせていただくことになりました、東由枝(ヒガシヨシエ)と申します。趣味は書道(毛筆のみ)です・・といってもあまり自慢できるほどのものではありません・・。
 レイの日常支援研修を受け、アルバイトを始めて1年半が経ち、ついに職員の仲間入りを果たしました。原田さんに出会っていなかったら、今頃私は、フリーターになっていたのではないでしょうか!?「出会い」ってとても大切だなぁと思う今日この頃です・・・。
 福祉の専門学校に3年間通いましたが、まだまだ分からないことばかりです・・・。これからの福祉について、また、これからのレイについてたくさんの方々と話し合っていければ・・・!!と思っています。よろしくお願いします☆



岡北有華(YUKA OKAKITA)
社会人になって私が大学3年の実習で原田さんと出会うことができ、アルバイトを経て職員となることができました。スーツを着て定時に電車に乗るわけではなく、私がイメージしていた社会人とは少し違うスタイルです。しかし、会議などで集まっても同じ位の年齢層の職員のため、サークルや部活動で集まっているようで好きです。
また実習中でも目にした大ゲンカは恐いけど、良く言えばアットホームなのかもしれません。
仕事の面ではそれぞれがお客さんとのコミュニケーションの中でやり方を探していくので不安ですが、早く自信が持てるように頑張りたいです。
私服とスニーカーでいつまでも若々しく元気に、新しい社会人スタイルを楽しみたいと思います。よろしくお願い致します。



大林彩子(AYAKO OOBAYASHI)
 このたび職員として働くことになりました。レイとの出会いがなかったら私はフリーターになっていたのではないでしょうか・・・。私は自分が施設職員には合わなくて、これは私の勝手な考えですが、決められた中での生活に疑問があり、自立生活をもっとたくさんの人が気楽に出来る。そんな世の中になればなぁ・・・と少し夢を見ています。自分はその人の生活の中で少しでも役に立つ人でありたいと思っています。
それともう一つ、私にはどうしても捨てられないことがあります。それは「よさこい」です。踊ることは昔から好きだったので、高校の時、よさこいに誘われたのがきっかけで今ではよさこいバカです。チームの誰にも負けたくない夏になると朝から晩まで踊っています。ちなみに夏以外の私には夢中になれるものが未だ発見できず・・・。社会人になったので、今までのようによさこいをやることは出来ないとも思いますが、仕事もよさこいもやりたい!!そんなの欲張りですよね・・・。まだまだ皆様にはご迷惑かけるとも思いますが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。



グランドデザイン・自立支援法勉強会報告    H.17.3.17


                                   種村 潔

今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン案)が昨年厚生労働省から発表され、障害者自立支援法が国会で審議されることになりました。
私たちは、かねてより障害者差別禁止を明確にした法律や、介護を含めサービスを必要に応じ適切に受ける権利を明記し、地域での自立した生活を完全に保障する制度、そしてどんなに重度の障害をもっていても、社会の構成員としての労働の義務や権利を遂行できる社会を目指してきました。
 「自立支援法」がそのような私たちの求めている社会を実現するために、働いてくれるのか、レイの仲間で勉強会をもちました。
 問題点として認識することになったのは、
1.障害の種別をこえて法律を一本化するという話とうらはらに、給付にかかる部分だけが統合されているといった印象を受ける。
2.自立支援法という名称にもかかわらず、地域での自立生活の理念が大きく後退している。3.支援費制度の内容を伸長してもらいたいところなのに、居宅介護から移動介護をはずす等明らかに制度の改悪である。
4.市町村審査会、ケアマネジメントの制度化、応益負担どれもこれも、介護保険との統合を視野に入れていることは明白だというものでした。
 私たちは、障害者の福祉に無制限に税金を使えといっているわけではありませんし、実際に障害者のサービスのうち必要の満たされたものは、頭うちになっているものもあるわけです。支援費のうちのホームヘルプは、現在本格的な利用がはじまったばかりなのです。
この自立を求めるエネルギーは、今後急加速し、需要が満たされたときに伸びが止まるものだと思います。現在はそのエネルギーへのどんな抑制手段を官僚が考えても止まるものではないことを、介護保険が実証していると思います。
 重度の障害者が社会のあたりまえの構成員として、一市民として権利も義務も遂行できる社会をめざして、地域に根ざした運動を続けていこうという意志を新たにした勉強会になりました。
法案は国会を通ってしまうのかも知れません。しかしそれとて通った法律をいかに自分たちの生活に即したものとして運用していくかは、各自治体に対する私たちの声に係っていると思います。そういう意味で区内の障害者及びその関係者が一丸となっていく必要があるのではないでしょうか。

グランドデザイン自立支援法を考える
板橋区民懇談会
爍祁邀催予定





 研修報告
 昨年9月から「知的障害者移動介護従事者養成研修」が始まりました。そして、今日までに3回の研修が無事終了しました。これまで研修に関わってくださったみなさん、本当にありがとうございました!!! そして、これからもよろしくお願い致します。
僕個人の報告はここからです。
 この「知的障害者移動介護従事者養成研修」において、最終日の移動実習を担当しています。僕もそれほど経験が多いわけではありませんが、この実習で受講生に知ってほしいことや伝えたいことがいろいろあります。ただ、実習の中でそれを教えようとした時、どういう場面でどのように伝えるのが良いのか、どう伝えたら理解してもらいやすいか、限られた時間の中でどこまで伝えることが出来るのか、などを考えると‥‥伝えたいことがすごく難しくなります。今はまだ研修が終わるたびに反省をして、このようなことを毎回考え直しては次の研修に臨んでいる未熟者です。
 しかし、受講生が研修を受けるのは一度きり。教える側はその一度きりの研修を有意義なものにしなければなりません。そのためにも僕にとっては日々勉強、精進あるのみです。
研修の最終日、受講生にこの研修を受けて良かったと言ってもらえるように、他の職員とも協力し合ってより良いものにしていきたいと考えています。      遠藤




下記の研修は、支援費制度の中の日常生活支援を行うために
必要不可欠な研修です。

日常生活支援課程 研修日程

第 1回 平成17年 4月 9日(土)〜 平成17年 4月10日(日)
第 2回 平成17年 5月14日(土)〜 平成17年 5月15日(日)
第 3回 平成17年 6月18日(土)〜 平成17年 6月19日(日)
第 4回 平成17年 7月16日(土)〜 平成17年 7月17日(日)
第 5回 平成17年 8月13日(土)〜 平成17年 8月14日(日)
第 6回 平成17年 9月10日(土)〜 平成17年 9月11日(日)
第 7回 平成17年10月 8日(土)〜 平成17年10月 9日(日)
第 8回 平成17年11月12日(土)〜 平成17年11月13日(日)
第 9回 平成17年12月10日(土)〜 平成17年12月11日(日)
第10回 平成17年 1月14日(土)〜 平成17年 1月15日(日)
第11回 平成17年 2月11日(土)〜 平成17年 2月12日(日)
第12回 平成17年 3月11日(土)〜 平成17年 3月12日(日)


知的障害者移動介護従業者養成研修事業研修日程


第 1回 平成17年 5月28日(土)〜 平成17年 5月30日(月)
第 2回 平成17年 7月23日(土)〜 平成17年 7月25日(月)
第 3回 平成17年 9月24日(土)〜 平成17年 9月26日(月)
第 4回 平成17年11月26日(土)〜 平成17年11月28日(月)
第 5回 平成18年 1月28日(土)〜 平成17年 1月30日(月)
第 6回 平成18年 3月25日(土)〜 平成17年 3月27日(月)



研修のお申し込み、質問はメールでもどうぞ
お申し込み手続きの方法
,申し込みされる方は以下のことをご記入の上メール又は電話並びにFAXにてご連絡下さい。
   1 氏 名  2 性 別  3 生年月日  4 住 所  5電話番号
   6 希望の研修月  7 所属団体(介助歴)  8 現在お持ちの資格
   9 この研修を知ったきっかけ  10 ご質問、ご希望があればお書き下さい

△申し込みの確認の返信を致しますので、その後受講料を下記の口座に振り込んで下さい。振込みが確認できた時点で申し込み完了と致します。   

日常生活支援研修・・・・・・・・・・・・・・10000円
    知的障害者移動介護従業者養成研修・・・・・・15000円

東京三菱銀行大山支店 普通 店番187 口座番号1614731
特定非営利法人 介助派遣サービス レイ 理事 原田 華代
振込みが確認出来ましたら、再度メールにてご連絡致します。一週間を過ぎてもこちらから連絡がない場合はお手数ですが、電話にてお知らせください。

※持ち物について
  筆記用具・入浴介助に必要な着替え(Tシャツ、短パン等)
  二日間とも動きやすい服装で来て下さい。



編集後記
今回、グランド・デザイン、支援費の実例にいついての記事があった。そこで私が支援費を使いどれだけ豊?イヤ、健康的な生活を送られるようになったのかを一寸書いてみたい。 
 先日、外出していた時、急に腹の調子が悪くなり、側にいる介助者とトイレに行き、普通に用(大)を済ませられた。これは周囲の人にとっては何のこともない。と思う。だが私にとっては画期的だ。なぜなら以前介助者は決まった時間しか来ないため、その時だけしか用(大)を済ませられなかった。その時間にトイレを合わせる為、薬を使ったり、自然とヘルパーが来る時間まで我慢をし便秘になったこともある。支援費になってから、そういう心配がなくなり、快適に生活できるようになった。これらの生活を守るためには何をすべきなのかを皆で考えて行きたい。                         (すなみ)

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